ユーロの特徴と為替市場への影響力

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ユーロとは、欧州(ヨーロッパ)の国々がまとまり、生まれた統一通貨です。

アメリカドルに次ぐ主要通貨で、ユーロは、唯一アメリカドルの代替通貨として期待されている通貨です。ユーロは、第二の基軸通貨という側面も持っており、貿易などの取引や外貨準備金にも使われる通貨でもあります。

ユーロの変動に影響する経済状況を把握するのが難しいんです。

なぜなら ユーロは、欧州(ヨーロッパ)の国々の統一通貨であり、国によって経済状況が違うので、いろいろな事が影響しあいユーロの変動を予測するのが難しいという事です。

ユーロの場合は、ユーロ圏の経済を引っ張っているドイツ経済を中心に考察する事が重要です。

ドイツの経済力もですが、ドイツは、ユーロ設立時にも中心的な役割をはたし、ユーロ圏の中央銀行である欧州中央銀行(ECB)は、ドイツに本部がありドイツの影響力が大きいといえるからですね。

ユーロは、いろいろな国の状況が関係するので、ユーロに加盟しているすべての国に対して、最善な金融対策をする事はできません。

景気が低迷している国にあわせた利下げなどの金融対策をすると、景気が良い国にインフレ圧力がかかりますし、景気が良い国にあわせて金融の引き締めをすると、景気が低迷している国は、もっと景気が悪くなるという事になります。

だから 中途半端な金融対策しかできないというのが、ユーロの特徴といえます。

そして 当たり前ですが、どの国のユーロでも同じユーロなので価値が同じという事です。

スペインで発行されたユーロもドイツで発行されたユーロも同じ価値だという事なんです。

ユーロ圏の国は、いろいろとあり経済状況が悪い国もあれば 経済状況の良い国もあります。

国の景気が悪いと国債を発行して、資金を集めてる必要があるので、国債を発行すればするほど財政赤字がどんどん増えて行く事になるんです。

景気が悪い国の財政赤字が増えて もし債務不履行(デフォルト)などになれば、通貨の信用力が下がります。

基本 国債は国の借金なので もし債務不履行(デフォルト)になって場合は、その国の通貨の信用力が下がるのですが、ユーロの場合は、同じ通貨を使っているので ユーロ圏すべての国に悪影響を及ぼすような事になるんです。

ドイツの景気が良くても 他のユーロ圏の国の借金問題で、ドイツにも悪影響を及ぼすという事になるんです。

ユーロは、ユーロ加盟国の国々のバランスが難しく 動向を予測するのが難しいといえますが、アメリカドルの 次の流通量を持つユーロなので、外国為替市場の取引をするのであれば 動向をつかんでおく必要があるんですね。

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