ある資産家Aさんと知り合いになり、その方がFXをしている事を知りました。
その方は、60代後半の方で若い頃から株式投資をしておられ、事業と投資で資産を築いた話を聞かせていただきました。
そして 数年前から株式投資以外にもFXにも挑戦されており、経済の仕組みや為替の知識も豊富で大変いろいろな貴重なお話を聞かせていただいていたんです。
取引する金額にも(私は)ビックリ!! FXで 1回で数千万円から数億もの取引をされていました。
昔から いろいろな証券会社との取引があり 電話での注文は、手数料が高いけど 長い付き合いがあるから 少しは電話での注文をしているとの事でした。
私といる時も 電話で証券会社に連絡して売ってくれと 数百万円の現物株の決済注文をされて 手数料についても聞かれていましたが、数百万円の現物株の決済注文で数万円の手数料がかかるとの事でした。
私も 話を聞いていて 手数料高!って 思っていたんですね。
しかし メインの取引は、なんと60代後半の方でも ネット証券での取引。
手数料が安いし 取引が早いのがメリットだと!!
パソコン画面を見ながら 便利になったよね~~。って 言われていました。
使われているネット証券は、老舗の証券会社で、株式投資がメインの証券会社のものでした。
そこの証券会社で株式投資とFXの取引されていました。
私もFXをしているので、どこのFX取引会社がいいのかをある程度知っていましたが、その証券会社のFX取引については・・・。あまり聞いた事もありませんでした。
取引の画面を見て説明してもらいましたが、テクニカル分析が思った以上に充実していませんでしたが、そんな事を言って 嫌な気持ちにさせるのは・・・。 っと思い聞いていました。
その時は、いろいろな話をさせてもらい そのまま帰りました。
ちょっと気になって 資産家Aさんが利用されている証券会社の事を調べてみてビックリ!!
FXのスプレッドがとても大きい!!って事は、手数料がとても高いって事です。
私が知っているFX取引業者の 基本3倍ものスプレッドでした。
例えば 1回の取引で米ドル1万の取引をした場合で、スプレッド0.3銭とスプレッド1.0銭で考えてみます。
米ドル1万でスプレッド0.3銭では、30円の費用がかかるという事になります。
米ドル1万でスプレッド1.0銭では、100円の費用がかかるという事になります。
たいした手数料じゃないではないかと 少額の資金でしていると思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となるんです。
資産家Aさんは、大きな取引を短時間で繰り返して稼いでいる方でした。
米ドル1万で70円の費用差になり、米ドル100万では、7,000円の費用差になります。
資産家Aさん米ドルだけの取引ではありませんが、米ドル100万程度の取引を日々しておられるので、1日7,000円で365日で考えると2,555,000円もの費用差になるという事になります。
同じ取引をして 年間2,555,000円の費用差は大きいですよね。
大きなお金を動かしていると 日々の小さなお金に気づかないのかも。
後日 その資産家Aさんにスプレッドの事を教えてあげる事にしました。
資産家Aさんは、事実を知って すぐに他の証券会社の口座を開設されて感謝されました。
スプレッドの大切さを再確認した出来事だったんですね。
もし FXをされている方で、スプレッドをあまり意識されていない方は、きちんと確認して 早めに対処する事をおすすめします。